どうもどうも。
新元号決まりましたね。
令和(れいわ)
・・・元号っている?あまり必要性を感じないどころか、
なんかの書類とか書くとき、「今平成何年やっけ?」ってなって
ややこしくない?
私だけ?
ま、そんなことは全く関係ない
『オット氏の趣味をごり押しすると、場違いになりがちな話』
を今回はするつもりなんですけれども。
いうて、映画の話です。
みなさん、『午前十時の映画祭』って知ってますか?
簡単に言うと、古い映画をスクリーンで観れちゃう企画なんですけども。
詳しくは下の『午前十時の映画祭』をご覧ください。
そういう企画とか、渋めの映画館でたまに古い映画をリバイバル上映してたりするんですが、
そういうリバイバル系の映画で、
オット氏が目を輝かせながら、
「これ観たい✨✨✨✨✨」
っていうてくるやつは大概、場内で浮きます。
「女(ヨメ)子供(オット氏)が何しにきやがった」
って空気が流れたり(気のせい)
もぎりの方に
「え?この映画観んの?ほんまに?」
みたいな感じで2度見されたりします。
こないだ2度見してきたもぎりの君、目ぇ見開き過ぎやからな!!!
そんなこんなで肩身の狭い思いをしながら(そうでもない)観たものの、
結局面白いからオット氏に文句を言うこともできなかった映画を数本
ご紹介します。
場違いっぽかった映画
監督:黒澤明
出演:三船敏郎
仲代 達矢
東野 英治郎
加東大介
あらすじ:ヤクザが縄張り争いをしている、荒廃した宿場町に
ふらっとやってきた浪人、桑畑三十郎(仮)。
三十郎がなんやかんやうまいことして
宿場町の平和を取り戻して、「あばよ」って去っていく話。
公開:1961年
監督:黒澤明
出演:三船敏郎
仲代 達矢
加山雄三
田中邦衛
あらすじ:偉い人の汚職を暴こうとしている若い侍グループに、
流れで手を貸すことになった椿三十郎(仮)が、
なんやかんやで解決して、「あばよ」って去る話。
公開:1962年
言わずと知れた黒澤監督作品。
とか言いながら、わたくし黒澤作品全く鑑賞したことがなかったので、
これが初めてなんですが、
めっちゃ面白かった。
凄い技術とか機材とかなんやかんや盛り沢山な映画を、山ほど観た今でも
面白いの凄い。
どちらも面白いのですが、個人的には、『椿三十郎』の方が、
よりエンターテイメント性が高くて面白く感じました。
あーでも、『用心棒』の亥之吉が最高にいいキャラやから
こっちも捨てがたい。
いいキャラといえば、言うまでもなくですが、三船敏郎演じる椿三十郎(仮名)が
お茶目で渋くてイケメン。小汚いのにイケメン。
そら愛され過ぎて「『スターウォーズ』出てや」ってオファー来てまうのも納得。
そういや『椿三十郎』にはめちゃんこ若い加山雄三と田中邦衛が出てるんやけど、
加山雄三は声が加山雄三やった。
田中邦衛は変わらなすぎて笑う。
上記は2本とも、『午前十時の映画祭』にて鑑賞。
午前十時の平日ってのも、浮きがちな要因な気がする・・・。
下記は渋めの映画館でのリバイバル上映で鑑賞。
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:ロイ・シャイダー
ブルーノ・クレメル
フランシスコ・ラバル
アミドウ
あらすじ:めちゃくちゃ危険なニトログリセリンを
めちゃくちゃな道を通って
めちゃくちゃボロいトラックで運ぶ話。
1978年に公開された『恐怖の報酬』の
4Kデジタルリマスター版を鑑賞。
全くどんな映画か知らずに連れていかれたし、
場内はしっぶいおっさんばっかりやし、
「あぁ、これまたやってくれたな」
と思いながら鑑賞したんやけど、
凄かった。
これ、撮影中誰か死んでない?大丈夫??
CGない時代やし、いったいどうやって撮影したのか謎な
迫力満点シーンが満載です。吊り橋、ほんまどうなってんの。
ただね、トラックが動き出すまではなかなか眠い。ここだけの話。
監督:ポール・バーホーベン
出演:ピーター・ウェラー
ナンシー・アレン
カートウッド・スミス
あらすじ:指名手配犯の捜査中に射殺された警官が、
サイボーグになって復活して大活躍する
近未来SFアクション。
公開:1988年
あらすじ、完全にアレな映画な感じに仕上がってしまったけど、
ほんとはちょっと悲しいお話な気がする。
死んだ後、勝手にロボコップにされるし、
家族の記憶とか、殺された時の記憶とか
生きてた時の記憶がちょろちょろするし、
つら。
日曜洋画劇場だったか金曜ロードショーだったかで何回も観てたはずやけど、
大人になって観たら、また違うね。
てかこんなにグロテスクやったっけ。
てかてか、だとしたらこんなグロテスクなのをTVで
流してたんやな。
いやさすがにカットされてたかな。
TVのやつって、雑にシーンがカットされてて「!?」って
なったりすることない?
レンタルビデオ(ビデオ・・・)で観て、
「こんなシーンあったんか・・・」
って、よくなったよねー。
・番外編・ 旧作でなく新作の時もたまに浮く。
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン
リン・ホン
マックス・チャン
マイク・タイソン
あらすじ:詠春拳マスターのイップ・マンが、息子の学校とかを守るために
ボクサー(マイク・タイソン)と戦ったり、正当な詠春拳継承者争いに
しゃーなしで付き合ったり、奥さんを大事にする話。
公開:2017年
『ローグ・ワン』で、規格外に強かったチアルート役の
ドニー・イェン主演のシリーズものです。
『イップ・マン 序章』→『イップ・マン 葉問』→『イップ・マン 継承』
の順番。
もちろん、オット氏の英才教育により、序章も葉問も鑑賞済みで
継承を映画館でとなったので、
まぁ、予感はしてたけども、
場内、女性、私だけでしたよね。
でもねー、面白いんよーこれ。
ドニー・イェンのアクションは、間違いなくかっこいいし、
マイク・タイソンとも戦うし、凄いのよ。
あと、イップ・マンの奥さんがめちゃめちゃ素敵なんよ。
序章、葉問からの付き合いやから、泣いたよね。
因みに、『イップ・マン 序章』は池内 博之が、
『イップ・マン 葉問』にはサモ・ハン・キンポーが出てますよ。
・・・サモ・ハン・キンポーw
今なら『用心棒』『椿三十郎』『ロボコップ』『イップ・マン』はU-nextで見放題です。
『恐怖の報酬』は1953年のフランス映画版なら観れるよ。

午前十時の映画祭10 デジタルで蘇る永遠の名作
『午前十時の映画祭10 デジタルで蘇る永遠の名作』は、
その名の通り、
全国58館の劇場で、午前10時から不朽の名作をリバイバル上映するっていう企画で、
料金は、
一般:1100円 / 学生:500円
で多少リーズナブル。
金曜ロードショーとか日曜洋画劇場とか好きやった人は
なかなかトキメク映画がスクリーンで観れます。
『未知との遭遇 ファイナルカット版』
『E.T.』
『JAWS/ジョーズ』
『風と共に去りぬ』
『ゴッドファーザー』
『日本のいちばん長い日 4Kデジタルリマスター版』
『八甲田山 4Kデジタルリマスター版』
『愛と青春の旅立ち』
『ブルース・ブラザーズ』
『ローマの休日』
『ニュー・シネマ・パラダイス』
『ベニスに死す』
『砂の器』
『スティング』
『時計仕掛けのオレンジ』
『テルマ&ルイーズ』
『レオン 完全版』
『ウエスト・サイド物語』
『サウンド・オブ・ミュージック』
『ショーシャンクの空に』
『アラビアのロレンス 完全版』
『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
『大脱走』
『七人の侍 4Kデジタルリマスター版』
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』
もうラインナップ見ただけで分かる、
絶対何回か「場違い」やる。
で、観に行きたい映画がこちら↓
ほらほら、あやしいやろ?
でもこの企画、今年で最後とのこと・・・。
めちゃくちゃ残念。
4月5日からスタートで、1週間または2週間ごとに上映作品が入れ替わるので、
気になる映画のスケジュールを確認して、是非映画館へ!
そういやさ、6月からTOHOシネマズの映画鑑賞料金が値上がりする(1800円→1900円)って
本気ですかい?
ただでさえ、日本は映画鑑賞料金高いのに。
2人で観たら3800円やで?
おいおい、Blu-ray1本買えるんとちゃいますか?
他の映画館もつられて高くなったりするんやろか・・・。
困るー。